たかがウッドデッキ、されどウッドデッキ

施工業者の選び方

耐久性のある木材を使用したウッドデッキでも、その施工技術次第では5年後、10年後の状態に大きな差が出てしまいます。しかし、数年後に何かあってから気付いたのでは遅いですね。
それではウッドデッキの施工を頼もうとしたときはどのような会社があるでしょう。家と近接しているし、木材で作るので家を建てた工務店やハウスメーカーですか?それとも庭の一部なのでエクステリア工事店や外構工事・造園屋ですか?マンションの場合はオプション販売会社ですか?
ウッドデッキは大工の経験や外構工事の知識だけでは耐久性のある構造物とならない特殊な分野なのです。
その為に弊社のようなウッドデッキ専門施工会社が存在します。「餅は餅屋です」 
それではそのウッドデッキ専門工事会社の見分け方についてチェックしてみましょう。 

1. 10年以上の保証はあるか?
「専門業者」と「専門ではない業者」が決定的に違う点があります。それは、「10年以上の保証」が出来るか否かです。10年保証するという事は、ただ単に耐久性のある木材でデッキをつくればいいというわけではありません。木材もさることながら金物・設計・加工・施工すべてに、耐久性を考慮して作る事によりはじめて可能となります。また、どんな木材でも対応しますという施工会社があるようですが、これはお客様のご要望に応えているのではなく、ただ単に「商売になればいい」という業者サイドの考え方と弊社は思っています。本当のウッドデッキ施工専門会社はこの木材が一番とお薦めの樹種があるはずです。
よく何十年も「腐らない木材でウッドデッキを施工」と謳いながら、いざ保証は何年ですかと尋ねると、「・・・・」という会社があると聞きます。本当に自信のある木材を使用して自信のある施工を行えば「10年保証」は可能なはずです。これは最初に必ず確認しましょう!
2.ウッドデッキ専門調査員がいるか
ウッドデッキを施工する場所の状況もお客様のご要望も千差万別です。
それに合わせて、現場状況を調査・採寸し、出来上がってからの利用方法も含め、お客様のご意見をお伺いしてウッドデッキを施工しなければ意味がありません。それには、数多くの経験と知識が要求されます。
3. ウッドデッキプランナーが構造計算をしているか?
「エクステリア営業会社でのエクステリア(ガーデン)デザイナーとは違います。デザイナーは仕上りのデザインまではしますが、木材・構造・施工に関する知識・経験も少なく構造計算をしたデザインはしません。この部分は施工する下請会社・職人へ丸投げしてしまいます。丸投げされた職人が構造計算できるのならまだいいのですが、できない場合、経験のみで施工してしまいます。たまに、「こんなので大丈夫か?」と思うデッキが見られます。
4. 加工・施工要領はあるか?
専門業者でない場合、ウッドデッキ用の加工・施工要領が定められておらず、職人によりそれぞれ自分流の施工を行うことも少なくありません。
例えば、家を建てるのが専門の「大工さん」がウッドデッキを施工すると、家を建てる技術はあるが、ウッドデッキを作るノウハウがないため、家を建てるときと同じ木組みをしてしまうわけです。しかし、家で使われる木材は基本的に雨がかからない所で使用されますが、ウッドデッキは風雨にさらされる所で使用される、という根本的に使用状況が異なるものですので、どんなに素晴らしい木組みであっても、木同士の接合部で水が溜まりやすい構造にすると、そこから腐りやすくなります。
家を新築してもらった大工さんに、ウッドデッキも一緒に作ってもらったお客様から、デッキの作り直しのご依頼があったことがあります。その大工さんの腕前は素晴らしく、床板下の木組みの仕口加工はほれぼれするほどの仕上がりでしたが、残念ながらそこから腐っていました。
このように、施工する職人さんごとに得意分野が違いますから、腕の良い職人さんに最大限の活躍をしてもらうためにも、共通の加工・施工要領があるかどうかが、大変重要になってくるのです。
5. ウッドデッキ製作専門工場はあるか?
工場を持っていない施工店は木材店の倉庫から運ばれた木材をそのまま現場で施工し始めます。
当然、使用に耐えない材が入っていても余分な数量がなければそのまま使ってしまう事もあります。
特にお客様から値切られた場合は、下請けの施工職人にその皺寄せがいきますので(残念ながら建設関連業界の悪しき慣習です)数をこなさなければならなくなり、材料の選別などしていられなくなります。
また現場へ持ち込まれる機械には限度があり、工場での据付機械による加工ほど綺麗な仕上がりは望めません。
6. ウッドデッキ専門の職人が施工するか?
なんでもやります・やれますという外構工事・エクステリア工事店では、普段ブロック積み工事や金属フェンスを組み立てている職人が、ウッドデッキまで施工しているのを見かけることがあります。
ウッドデッキ専門ではない職人は、使用する木材に対する知識・経験が当然不足していますから、専門の職人なら決してやらない方法で加工・施工してしまうため、後々割れや反りが大きく発生したり、木の接合部に水が溜まり腐りやすくなるという弊害が出ることがあります。
また、金属やコンクリートのような工業製品と違い、木材は「天然素材」ですから、材料段階ではどうしても寸法違いや、反り・ねじれがあります。それらを加工し直したり矯正して施工することにより、通りが通ったデッキを仕上げる、というのがウッドデッキ専門職人の腕の見せどころなのですが、専門でない職人が行うと、そのまま張ってしまって曲がったり、傾いたりしてしまうこともあるのです。
 
参考になりましたでしょうか?
以上が、弊社が考えます、後々後悔しないで済むウッドデッキ施工会社の選び方のポイントです。
ウッドデッキは十数万円から大きさ・形状によっては数百万円にもなります。
そんなウッドデッキが数年で腐って使用できなくなった例を弊社は何十件も見てきています。
新しく作るためには、腐ったウッドデッキの解体・撤去・運搬・産廃処理費がかかります。
そうならない為には、資料を入手するか問い合わせしてこのチェックポイントで比べて選びましょう。
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